仕事が嫌いな理由
あなたは仕事が嫌いですか?
こんにちは、山本です。
サラリーマン時代、愚痴を聞かない日はありませんでした。
悲しいかな、耳に入る言葉のほとんどは愚痴です。
「愚痴ばっかり言ってるからダメなんだよ」
と聖人君子を気取った人は仰りますが、きっと愚痴を言いたい人なんてこの世にはいない。
でもなぜか口を開けば愚痴を言ってしまう。
なぜなんでしょう?
「仕事をしないで遊んで暮らしたい」
あなたも一度はこんな思いを抱いたことありますよね?
このようなドリームライフが現実にあるかどうかはわかりませんが、僕らが「仕事は嫌だ」と思うのは、その根本に
仕事=やらされるもの
という意識があるからだと思います。
もちろん、使命感を持った仕事に取り組んでいるサラリーマンもいることでしょう。
でも自分が取り組んでいる仕事の「全て」に使命感を持てますか?
仮に、サラリーではなく食品などの現物支給だったとしてもその仕事をやりますか?
と問われたならば、きっと100%全力で「私はやります!」と答えるサラリーマンはほぼ皆無ではないでしょうか?
高倉健
先月、高倉健さんが亡くなられました。
高倉健さんの映画を観たことない人でも、その訃報を聞いたとき、なぜだかはわからないけれど「え!?」と感情が動いたのではないでしょうか。
「生きるために俳優になりました」
と語った高倉健さん。
健さんエピソードは色々あるかと思いますが、その中でも『幸福の黄色いハンカチ』での断食エピソードは有名ですよね。
刑務所から出てきて、初めてビールとラーメンとカツ丼を注文して食べるシーンで、いかにおいしく食べるかへのこだわりのためだけに断食をした健さん。
誰に言われるでもなく、自らに強いた刻苦。
多くは語らないけれど、そんな高倉健という存在に、僕らは何かを感じざるを得ないのでしょう。
強いられた仕事
きっと健さんも他の誰かから「断食して下さい」と言われたなら、仮に断食をしたとしても少し気分は違うと思うのです。
断食という行動は同じでもね。
あなたが好きで好きでしょうがないことでも、毎回毎回、他人から強いられたとしたら・・・嫌ですよね?
結局さ、僕らは自分から「やりたい」生き物なんだと思う。
他人から強いられた仕事は好まない。
自ら強いた仕事だとしたら、どんなに辛くても頑張れるけど、他人から強いられた仕事だと嫌になる。
例えそれが、同じ仕事だとしても。
不思議だよね、同じ仕事なのにさ、そこには隷属と自由くらいの間隙があるんだから。
仕事の選択
もしあなたが今の仕事を嫌いだと感じているのなら、それはきっと「強いられた仕事」という意識が強いのでしょう。
別にこれが悪い訳じゃないけれど、その状況に辛さを感じているのなら、「強いられた仕事」を「強いる仕事」に変える必要がある。
もちろん現実的に、そんなに簡単には変えられないでしょう。
でもね、例えどんな仕事だろうとその仕事は「強いられた仕事」にもなるし「強いる仕事」にもなる、ということが理解できれば、きっとそんなに難しいことじゃないと思います。
間違えちゃいけないのは、楽な仕事は「強いられた仕事」だということです。
ここまでありがとうございました。
山本
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