カテゴリ:靴

素敵な靴を履いてどこに行こう。



「素敵な靴は素敵な場所に連れて行ってくれる。」

ヨーロッパにはこんな諺があるそうです。

「まず初めに投資すべきは靴である。」

とはよく言われることですが、これも
上記の諺に由来するのかもしれません。

だって、確かにそうだから。

トレッキングシューズは僕を
富士山山頂まで連れて行き、
絶景を見せてくれました。

スニーカーじゃ登山する気も
起きなかったでしょう。

ランニングシューズは毎朝僕に
季節を感じさせてくれます。

サンダルじゃ走る気も起きないでしょう。

そう考えると「素敵な靴」とは、
「素敵な場所に合った靴」とも言えるかな。

ビジネスにおける「素敵な靴」とは?

ジョンロブ?

ウェストン?

フェラガモ?

・・・・・別にブランドはどこでもいいと思う。

確かに靴って品質と価格がある程度比例しているから、
よい靴は値段もそれなりです。

でもさ、お金がないときもある。

新卒の子に10万円の靴を買いなさいと言っても
そりゃ無理です。

それに、高い靴こそが素敵な靴って刷り込んじゃうと、
「高い靴(ブランド靴)を履いてるオレ凄いでしょ!」
って間違った方向に行きかねない。

そこじゃないんだよね、素敵な靴ってのは。

なぜイチローがグローブを自分で磨くのか?

意味はないと思います。

毎日の習慣から行っている
一つの行為でしかない。

でも確かに言えることは、
イチローはグローブがなければ
野球ができないということ。



スーツには革靴を合わせます。

なぜ革靴なのか?なんて
誰も疑問に思わないくらい、
それが当たり前。

つまり革靴はビジネスシーンにおいては、
なくてはならないもの。

じゃあそんな必要不可欠の革靴を
毎日磨いているか?

いや、毎日磨く必要はないとしても、
ブラッシングは必要です。

なぜなら、一日履いた靴には埃やら泥やらが
かなりたまっているから。

毎日毎日・・・

ブラッシングするのが当たり前。

それが、素敵な靴です。

理由はわからないけれど
スーツに合わせてしまう。

それはもうあなたの相棒です。

相棒が薄汚れたヨレヨレだったら?

逆に、相棒が常に凛々しかったら? 

どちらに心強さを感じ、どちらが
自分の自信に繋がるのか?



僕ら人間なんてちっぽけな存在です。

一人の限界なんて直ぐそこにある。

でも相棒の力を借りると、
その限界がちょっとだけ伸びる。

相棒が人であっても、ものであっても。

こういう意味なら高価な靴を
自信に繋げてもいいと思う。

高価な靴に見合った自分であろうとする姿勢、
毎日相棒のケアを怠らない自分、
こういった規律を当たり前にできたとき、

ブラッシングしている顔を上げ、見えたその景色が
「素敵な場所」であるはずです。

結局、素敵な場所には「自分」で行くしかないのだから。

ここまでありがとうございました。

山本



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