カテゴリ:靴

あなただけの靴を。

こんにちは、山本です。

月並みなご挨拶ですが、本年もよろしくお願いします。



さていきなりの本題ではありますが、昨年末にご紹介した
福岡在住、イタリア靴バカ一代の若手靴職人の受注会日程が
決定しましたのでお知らせ致します。


受注会は終了しました。
(参考:受注会の雰囲気はこんな感じ

【日程】1月25日(土)、26日(日)
    ※25日は午後から

【場所】東京 代官山周辺
    ※詳細はご参加の方に別途お知らせ

【価格】
    ※採寸時に前金として半額が必要



この若手靴職人を知るシチリアにて伝統を継承すべく
80歳サルトのもとで修行を積むジャポネーゼ仕立て職人は

「あいつはローマ修行中コーラで生きながらえていた。」

と語っていました。何でもローマ修行中は、ローマの遺跡も、
愛を語るカップルも、本場ドロドロのエスプレッソも視界に
入らず日々工房と家の往復のみ。

靴に従事することによって靴から栄養をまかなっていたのでしょう。
故にコーラだけで過ごせる。

そんなひたすらに愚直に靴作りに研鑽している変態若手靴職人が
あなたの足下をどう輝かせてくれるのか?



僕はふと「なぜ靴を作りたいのだろう?」と考えてみました。

既製靴は足が痛くなるから?日本におけるインポートシューズの
相場に嫌気がさしたから?若手の靴職人を応援したいから?

色々と考えてはみたのですが、結局ね、どれもかっこつけているだけで、
なんのことはない「自分のため」に靴を作りたいだけなのです。



靴は主人公を引き立たせる脇役です。脇役ですが、決して
手を抜けない仲間でもあります。

こういう人にはなりたくないなと思う人の足下を見てみて下さい。

大切な仲間がぞんざいに扱われている、そもそも仲間だとすら
認識していない様をありありと見てとれるかと思います。

仲間を見殺しにする主人公に魅力は感じませんが、逆に、
例え敵役だとしても仲間を大切にする奴は好き嫌いは別として
気になるアイツとなるわけです。

ここで視点を変えると面白いことに気づくことができます。

それは、仲間を大切にしている主人公は得てして自信に満ち
溢れているということです。

別にメタファーとして捉えなくても、あなたも実際に経験済みでは
ないでしょうか。

敷居が高いお店に行くとき、デートするとき、初めて出向く会社で
お偉いさんに会うとき、多少なりとも身なりに気を使いますよね?

これらは裏を返せば、身なりによって自信を纏おうとしているのです。

そんなの「かりそめ」の自信だよねと思われたかもしれませんが、
その「仮染め」を幾度となく経験することによって「本染め」に
一歩近づけるのです。ですから「仮染め」とて気は抜けません。

ですが、人は気を抜くと物欲や自己顕示欲という「仮染め」に
染まっていきがちです。

「名物道具を手にしたものは、傲り高ぶり、自分が偉くなったと
 勘違いする」(千利休)

今回の受注会を本質からズレないあなただけの「仮染め」場として
活用してみて下さい。

代官山にあるリビングショールームでの、Be spokeによる
仲間探し(作り)体験はあなたの何かしらの源泉になるはずです。



僕は、

・人の役に立つ人は自分のために生きている人

だと考えています。それは自分を大切に出来ない奴は他人を
大切にできるわけがない、という思いが素朴にあるからです。

今回ご紹介している靴職人を知る人は皆口を揃えて「あいつは
ほんとーに靴が好きな奴」と言います。

学生時代に雑誌で見たとあるイタリア老舗工房が作る靴の美しさに
心奪われ靴の世界へ投身。今はご家庭の都合で日本におりますが、
いつの日か、イタリアに戻りその工房に入ることを現実のものとすべく
技術を磨き続ける日本人。

自分が独立して工房を持つとかそんなことはどうでもよく、
美しいと感じた靴のためだけに生きている。

僕はまだ彼と会ってはいないけれど、周りの人の声、エピソードを
聞いて、きっと彼は自分の人生の主人公として、自分のために
生きている人なのだと勝手に想像しています。

そんな奴があなたのためだけの靴を仕立てる。

靴はあくまで脇役ですが、その脇役は主人公の「いま」を下支えしてくれる
重要なものでもあります。

あなたの「いま」を下支えをしてくれる脇役を自分だけの仲間として
迎え入れ、自分だけのために仕立てられた靴を履いて歩み続ける。



・あなただけのために仕立てられる、あなただけの靴。



ご興味がありましたらご連絡下さいませ。



オーダーしたい、質問がある、手入れはどうすればいいの?
その他気になることがある、などなど、遠慮せずこちらから
お問い合わせ下さい。

手入れに関しては、神経質になりすぎる人が多いですが、
僕なりに色々と試した結果の「このくらいでいいと思う」を
お伝えできると思います。

折角の注文靴ですから道中も一緒に楽しんでいきましょう。

それでは、ここまでありがとうございました。

山本



追伸
ひも靴ですがレディースも作れるとのことなので、もし
奥さんや彼女さんから「なんであんただけそんな高価な
靴作るのよ!」って罵倒を浴びせられたら、「もちろん
お前も一緒だよ」と懐のでかさをアピールして下さいませ。

追伸2
前回ご紹介しておりますが、参考写真として。
http://www.readingconsideration.com/index.php?FGATTO

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