日常に非日常を取り入れる。

こんにちは。
山本です。

先日、前回ご紹介した『moquette-rouge展』の
オープニングパーティーに行ってきました。

『moquette-rouge展』はシャネル、ディオールの
コスチュームジュエリー展示・販売、山下純弘氏の
モード画展示・販売を主とした展示会ですが、
なかなかどうしてカオスっぷりがいい感じの
オープニングパーティーでした。

クラシックギターが奏でる大人な空間で、
コスチュームジュエリーを身に纏ったベリーダンサーが
舞い、様々なバックグランドを持つ人達がお酒を片手に
交わる。

正に、非日常。



僕は最近よく「山本くんって普段何してるの?」と
聞かれます。

ルーティンワークが当たり前だったサラリーマンが、
ある日突然「正直に生きたいと思います」と
わけわからないことを言って会社を辞め、富士山に
登ったり、瞑想合宿に参加したり、ロシア武術を
習ったりしているので、興味が湧くのかもしれません。

でも正直言っちゃうと、そんなに驚くような日常は
送っていません。

朝起きて、洗濯をして、掃除をして、朝食を食べ、
すこしゴロゴロして、外に出かけて、カフェで本を
読んだり、服屋で店員さんとお話ししたり、と。

密着取材とか仮にあったとしても、「面白くないので
全部カット」って感じだと思います。



ただ、そんなありきたりな日常の中、僕が一つだけ
意識して行っていることがあります。それは、



・積極的に非日常を取り入れる



です。

非日常とか言っちゃうと肩肘張ってしまうかも
しれませんが、そんなに難しく考える必要は
ないんですよ。



・普段やらないことをやる



これだけですから。

・いつもと違う帰り道で帰ってみる。
・いつもなら絶対に入らないであろうお店で食事を
 してみる。
・YouTubeからのレコメンドで普段ならクリック
 しない動画を見てみる。

こんなんでいいんですよ。

いきなり無理して頑張ったって心が折れるだけですから。

故に続かない。

まずは欲張らず小さなところから始めればいいのです。



ただついつい、いつもと同じことをしてしまう
気持ちもわかります。ルーティンは考えなくて
いいので楽ですもんね。

でもここで甘えてしまっては何も始まらないし、
何も変わらない。

自分で自分をダメ人間にしてはいけません。

まずは小さなところから始める、そして、僕らは運が
よいことにダメ人間にならないように、他からの後押しが
あります。それが



・誘い



です。

・僕は普段一滴もお酒を飲まないのでワインの試飲会に
 行きました。

・僕は格闘技をやったことがないのでロシア武術の
 ワークショップに申し込みしました。

・僕は中国茶会に参加したことがなかったので参加しました。

これらは、全て誘われて参加しました。どれも僕にとっての
「非日常」です。

人と交わるというのは、自分の中に「非日常」を取り入れる
手っ取り早い方法です。

僕が今回『moquette-rouge展』をご紹介しているのも、
非日常を手っ取り早く取り入れることができると思っている
からです。

友人でも、家族でも、同僚でも、何でも、誰でもよいので、
誘いがあったら、何か意味があると思って是非参加してみて
下さい。

ちなみに、『moquette-rouge展』は明日(11/24)まで
ですが、明日は15時からクロージングイベントもあります
ので、もしお時間があるようでしたら、是非「非日常」を
取り入れにご来場下さいませ。

http://www.readingconsideration.com/index.php?QBlog-20131114-1





最後に。

名前は忘れてしまいましたが、何十年も世界を
旅し続けた人が、日本のとある島で、とあるお婆さんと
出会ったことで旅をやめたのですが、その旅人が
こんなことを言っていました。

「このお婆さんは、生まれて一度もこの島を出たことが
 ないのに、俺よりも世界をよく知っていた。」

結局、僕らが必要としていることは、今、目の前にあるのに、
そのことに気づけていないだけだと僕は思うのです。

Facebookでリア充な書き込みを読んで「あの人は人生
楽しんでいるのに、俺は・・・」って凹む暇があったら、
まずは「非日常」を積極的に取り入れることを意識して
みて下さい。

それでは、ここまでありがとうございました。

また次回。

山本

コメント


認証コード4695

コメントは管理者の承認後に表示されます。