モンサンクレール(Mont St Clair)で驚きの大切さを学ぶ
こんにちは。
山本です。
驚きって大切だなーとつくずく思わされました。
先日、友人とモンサンクレールに行ったのですが、そこで目にしたこちらのスイーツ。
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僕の好きな果物ランキングトップ3に常にランクインしている桃を丸ごとですからね。
これを食べないと帰れない、と思わせるに相応しいスイーツですよ(笑)。
最近はちょくちょく甘いものを食べ歩いておりますが、食べ歩いてわかること、それは
味だけがおいしくてもリピートはしないなあ
ということ。もちろん食べ物でありますから味は重要な要素だとは思うんですけど、やっぱりその食べ物を取り巻く環境も僕らにとっては、味に匹敵するくらい重要だと思うのです。
それは、見た目かもしれないし、香りかもしれない、食器かもしれないし、店構えかもしれない、店員の対応かもしれないし、その店が描くストーリーかもしれない。
ちょっと話はそれますが、最新の脳科学研究に、生物の進化に最も必要とされたのは「予測する能力」という仮説があるそうです。
そしてその「予測」を原始的なレベルで支配するのが報酬系(=ドーパミン)で、僕らはドーパミンと聞くと「快楽物質」と連想してしまうかもしれませんが、実は全く違い、ドーパミンは「新しいもの」に反応する「期待物質」であります。
例えば、買い物で一番楽しいときって迷ってるときじゃないですか?
カタログを見て、実物を見て、口コミをチェックして、と。
僕は車が好きなのですが、やっぱり車のカタログを見たり、実際にディーラーに行って試乗したり、YouTubeで動画を探したりしているときってめっちゃ楽しいですから。
こんなとき出ているのがドーパミンというわけです。
で、進化に必要とされたのが「予測する能力」で、その予測を支配するのがドーパミンで、ドーパミンは「新しいもの」に反応する・・・
つまり、何をお伝えしたいのかと言いますと、
進化には驚き(新しさ)が必要である
ということ。
美人は三日で飽きるってのも、この脳科学の視点から見てもなんか納得できませんか?
そして、どんなに美味しいスイーツだとしても、毎日同じスイーツばかりでは人は飽きてしまうものです。
季節に応じたスイーツがあり、店舗に応じたスイーツがあり、パティシエの実存を示すスイーツがあり、と常に進化つまり新しさ(驚き)を人は求めるものなのです。
僕がモンサンクレールで桃のスイーツに驚いたように。
もちろん、新しさ(驚き)は味だけではなく、そのスイーツ全てを取り巻く環境に対しても同様です。
百貨店なんてその典型じゃないでしょうか?売り場レイアウト、テナント、催事なども頻繁に変えてますもんね。
新宿伊勢丹に行くといつもこれを実感します。他の百貨店が閑古鳥の中、新宿伊勢丹は比較的いつも賑わっている現状からも、今回僕がお伝えしたい内容はあながち間違ってはいないと思うのです。
新宿伊勢丹は僕らに新しさ(驚き)をいつも提供していますから。
逆に、セックスレスの夫婦、目が死んだサラリーマン、日々に不安を感じる人なんかは、毎日同じことの繰り返しで新しさ(驚き)がないから、停滞(=退化と同じだと僕は考えています)してしまうのです。
僕は、セックスのマンネリ解消のために、大人の玩具やコスプレ、新しいプレーを試すカップルをある意味素敵だなあと思います。
(もちろん試す内容にもよりますけど・・・苦笑)
性に関してクローズドな日本において、やっぱり恥ずかしいという気持ちは男女ともにあると思うのですが、そこを踏まえて乗り越え二人の進化のために協力する。
よい関係じゃないとできませんよね?
さてさて。
スイーツから脳科学、果てはセックスまでと拡散してしまいましたが(笑)、僕があなたにお伝えしたいことは一つで、
どんなに些細なことでもいいから、新しいものを求めましょー
です。
「私には関係ない」「俺はそんなくだらないもの興味ない」「流行ってるみたいだね」は凄くもったいないことですよ。
いやもったいないどころか生物としての死活問題です。
だって進化のきっかけを自ら断っているのだから。
進化とか言っちゃうと難しく考えちゃうかもしれませんけど、これ見て下さいよ。
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さっきの桃のスイーツの中にクリームが入ってるんですけど、桃の中にクリームを入れる発想は僕の中にはなかったわけです。
クリームの上とかに桃をデコレーションするならまだしも、桃の中にですからね。
こんなことを知れるだけでも進化だと僕は思うんですよね。
仮に僕が今からパティシエを目指したとして、「以前、桃の中にクリーム入れたスイーツ食べたなあ」と思い出し、「じゃメロンの中にクリームを」とか「スイカの中にカスタードクリームを」とか「巨峰の中にチョコレートを」とか、色々と考えるきっかけになるかもしれないじゃないですか?
これが適切な例だったかはわかりませんが、無駄なものなんてなんにもないという気持ちで物事に接するだけで、周りは「新しいもの」だらけです。
そこはもう進化せざるを得ない状況ですよ。
そういう視点で世界を見渡せるようになると、日常がちょっとは面白くなると思いませんか?
参考までに、モンサンクレールのオーナーパティシエ辻口 博啓(つじぐち ひろのぶ)氏は面白い進化をしているので、知るだけでもよいきっかけになるかも。
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辻口 博啓オフィシャルサイト
彼の展開している12ブランドを全て制覇するっていうのも面白いかもしれませんね。もしよかったら一緒に制覇します?(笑)
まー何にせよ、「それは私には関係ない」という発想はしない方がよいと僕は考えています。
ではでは、これからも甘いものに埋もれながら一緒に驚いて(進化)いきましょー
ありがとうございました!
山本
追伸
一応モンサンクレールのHPをご紹介しておきますね。
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モンサンクレール
追伸2
僕が友人とモンサンクレールで食べた他のケーキの写真も載せておきますね。
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ちなみに・・・桃のスイーツネタでここまで書いてきましたが、実は桃のスイーツより、モンサンクレールの方が僕は好きでした(笑)。
(右のやつがモンサンクレールです)
あと、ドリンクをオーダーするとボンボンショコラが値引きになるということで、もちろんオーダー。
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昼ご飯直後のスイーツでしたから、正直なところボンボンショコラを堪能するまでの余裕は僕のお腹にはありませんでしたけど(苦笑)。
とは言え、美味しかったです。
ごちそうさまでした!