ジョエルデュラン(Joel Durand)で神の食べ物を
こんにちは。
山本です。
「チョコレートがあるだけで幸せな気持ちになる」
僕の友人がよく言う台詞なのですが、最近の僕も
その気持ちがわかるようになってきました。
キットカットを冷やして牛乳と一緒に食べるあの充実感、
ゴディバのチョコリキサーを飲むあの喜び感、
キルフェボンのクラシックショコラとマリアージュ・
フレールのダージリンを一緒にいただくあの幸せ感。
なんなんでしょうね?(笑)
ほんと幸せな気持ちになるのですから、不思議なものです。
そんなにわかチョコ好きの私が本日ご紹介するお店は
こちらです。
↓
ジョエルデュラン 銀座本店 (Joel Durand ginza)
銀座西五番街通り、通称『ショコラストリート』に立ち並ぶ
4軒のチョコレート店の一つが『ジョエルデュラン』であります。
ショコラストリートには、『ジョエルデュラン』の他、
フランスの『イルサンジェー』、ベルギーの『ピエールマルコリーニ』、
イタリアの『アルマーニドルチ』がありますが、僕が食べたことが
あるのは今のところ『ジョエルデュラン』のみ。
というのも『ショコラストリート』の存在を知ったの
最近ですから(笑)。
近いうちに、他3店も食べ歩いてみたいと思います。
で、僕が『ジョエルデュラン』で面白いなあーと思ったのが、
『アルファベット ボンボンショコラ』のストーリー。
『アルファベット ボンボンショコラ』はその名のとおり
26種類あり、A~Zまでそれぞれにストーリーがあるんですよね。
そして、そのストーリーは異表をついてくる。
例えば、
『J:福建省の春風(ジャスミン茶 中国福建省産)』
『U:遥かなるスパイスの国(花椒 中国四川省漢源産)』
『V:香水のようなチョコレート(すみれ プロヴァンス産)』
などなど。
「お茶に山椒にお花かあ~」と、今までの僕にはなかった
チョコレートの世界観を魅せられた。驚きと同時に
「どんな味・香りがするんだろ?」という好奇心が湧いていました。
たぶん、26種類コンプリートする日も近いのでしょう(笑)。
まっ僕が26種類コンプリートするかどうかはどうでもいいとして、
今日何をあなたにお伝えしたいかと言いますと、
・人は意外性に価値を感じる
です。
しょーじきなこと言っちゃうと、チョコレートの味なんて
そこまでわからないわけじゃないですか?(笑)
そりゃそこら辺に売っている板チョコとは全く違うというくらいは
わかりますけど、
「これはトリニタリオ種のカカオで、カカオ分とココアバターの
配合が絶妙で、その結果、香りも損なわれていないねぇ」
なんて深い感想は言えないわけです。
ある意味、ワインと似たようなところがあると思うんですよ。
僕はお酒を飲まないのでワインに関して兎や角言う資格を
持ちませんが、「○○年前はぶどうが不作の年だったが、
我がワイナリーではその中でも厳選されたぶどうを収穫し、
わずか数本だけですが・・・」というストーリーがあるだけで、
びっくりするような価格になるわけじゃないですか?
これも結局は、「あの年のワインが飲めるなんて」という
意外性のストーリーに価値を感じたと言えると思うのです。
そう考えると『ジョエルデュラン』の『アルファベット
ボンボンショコラ』にも、僕らを驚かせてくれるストーリーが
あると思いませんか?
だって、チョコと山椒ですよ?(笑)
もちろん、ジョエルデュラン氏の技術があってこその
チョコレートだとは思いますけど、そこにジョエルデュラン氏の
感性がマリアージュされることによって、僕らに新しい発見という
ワクワクを提供してくれている。
だから、一粒400円でもチョコレートを買う人が後を絶たないわけです。
「チョコレートはこういうものだ」という固定概念に縛られていたら、
ジョエルデュラン氏のような発想は出てこない。
それは世の中に価値を提供していないと同義です。
じゃ柔軟な発想をするにはどうしたらよいのか?
「とりあえず、ジョエルデュランで『リエジョア(大人のパフェ)』
でも食べてみたらどうですか?」
が僕からのご提案です。
だって、ランチより高いパフェってどんなものか
興味ありません?
↓
そして何より、自由な発想をしている人の創作品に
触れるということは、あなたに何かしらの変化を
もたらすと思いますよ。
「いや~俺さー昨日ザギンで1730円もするパフェ食べてさー」
って同僚に言うだけでネタになりますから(笑)。
因みに、ネタになるってことは、それだけで価値を
提供できたってことですからね。
僕は、どんなに小さな価値でも構わないと考えています。
どんなに些細でくだらないものだとしても、例えたった一人にしか
伝わらなかったとしても、それが一人にでも価値と感じてもらえたなら、
それは世界から求められているということですから。
そしてこれを突き詰めて考えてみると、あなたが存在しているだけで、
そこには価値があるってことなんですよね。
だって、少なくてもあなたの家族はあなたの存在を愛おしいと
感じているはずですから。
まずはそこをスタート地点にしていけたらいいですね!
人生はチョコレートのように甘く苦いものかもしれませんけど。
(ウマイ!笑)
それでは、価値を提供し続けられるよう一緒に成長していきましょー。
ここまでありがとうございました!
また次回よろしくお願いします。
山本
追伸
もういつ観たかも忘れてしまいましたが、この台詞だけは今でも
覚えてるんですよね。
多分、チョコレートを食べたかっただけなのでしょう(笑)。
Life is like a chocolate box.
You never know what you're going to get.
(人生とはチョコレートの箱のようなもんだ。
何が手に入るか、わからないんだから)
~映画『フォレスト・ガンプ』~
追伸2
因みに、表題につけた『神の食べ物』は、チョコレート(カカオ)に
含まれている苦み成分テオブロミンの名前が、神の(theo)食べ物(broma)
というギリシャ語に由来しているということから、
「それってかっこいいじゃん」と安易な発想でつけただけですので
深い意味はありません(笑)。悪しからず。
※その他
記事内画像及びサムネイル画像はジョエルデュラン(Joel Durand)HPから転載