人生はドラクエ?

こんにちは。
山本です。

前回のメルマガで、

「次回は『はたらきたい展。』に関する内容を」

的なことをお伝えしてましたが、、、すみません。

表題の通り、全く違った内容になってしまいました(苦笑)。

僕自身『はたらきたい展。』では色々と考えることがあり、
それはあなたと共有すべき内容だと考えていたのですが、
考え書いているうちに、、、全く別の内容に。

と言っても、『はたらきたい展。』を経験した上での記事です。
『はたらきたい展。』のエッセンスは十二分に反映されておりますので、
ご容赦下さいませ。

では本日の内容いってみましょう。


1.旅の情報は酒場から

あなたはドラクエをやったことありますか?

※ちなみにドラクエと限定しておりますが、僕がやったことある
ロールプレイングゲームがドラクエだけだからです。悪しからず。

人生はドラクエ?

もしドラクエ(もしくはロールプレイングゲーム自体)を
やったことがない、というのであれば、
ワンピースに置き換えて読み進めて頂ければ。

ある目標を達成するために、与えられる試練を一つ一つ乗り越えていく
ゲームがドラクエですから、ワンピースもそれと同じですよね。

でね。

新しいステージに突入した時に必ずやるドラクエのセオリーって
何だったか覚えてます?

宿屋で回復、教会でデータセーブなどももちろん大切ですが、
ゲームを進めるために必要なこと、それは、

情報を集める

です。とりあえず情報がないことには次に何をしたらよいのか
わからないわけですから、町にいる人、宿屋にいる人、武器屋の商人と
手当り次第に声をかけるわけです。

これで大概の場合は次にすべきことが見つかるのですが、、、

ごくまれに、情報が足りない場合があります。

例えば、何らかの理由で訪れた町に誰もいない、もしくは、
誰も話してくれない場合などです。

ただこういったケースに遭遇しても、僕らプレイヤーは
めげずにヒントを探しまわるわけです。

なぜか?

だってどっかにいるはずですから、大事な情報提供者が。

ドラクエのモチベーションが下がらないのは、必ずどこかに
ヒントがあることを僕らは「知っている」からです。

ちょっと話はそれますが、この「知っている」という感覚は
とても大切です。

もしあなたがダイエット中だとして、5kgやせれることを
「知っている」としたら、ダイエットを途中でやめないですよね?

でも多くの人は現実はゲーム(ドラクエ)とは違うと思い生きている。

実はこの感覚に今の僕の興味があり、もしこれを体系化して
あなたにお伝えすることができたら面白いなぁーと考えております。

閑話休題。



で、誰からも有力な情報を得られない状況で、でも、どこかには
情報提供者が必ずいる。

こういったとき、大概は

酒場

にいるんですよね。

昼はいなくて、夜になるとふらーっといつの間にかって感じで。

そして、酔いどれ酒場よろしくじゃないですけど、へべれけに
なりながら「おーあっちになんかあった気がするな~」みたいな
感じで次のヒントを教えてくれるわけです。

これで僕らは無事次の目的にたどり着け、
ドラクエの旅は続いていくわけです。



「スナックって面白いですよ。」



ドラクエじゃないですけど、これはアクセサリー作家のmallyさんの発言です。

先週末、前回ご紹介したギィアンティックギャラリーの合同展示会に
遊びに行ったのですが、

・本宮 誠さん(フォトグラファー)
・ちよや あいみさん(絵本作家)
・mallyさん(Yves mally / アクセサリー作家)

と会話している時の一言でした。

僕はお酒を一滴も飲まないので、一人でスナックに行くなんて
想像したこともなかったのですが、3人の話を聞くと、スナックやバーなど、
いわゆる、酒場と呼ばれるような場所には面白い出会いがあるとのこと。

実際に、酒場での出会いが仕事に繋がったなんて話もしてました。

こういった話を聞くと、人生はドラクエと一緒だな、と僕なんかは
考えちゃうわけです。

だって次の一歩に繋がるヒントが酒場にあるのですから。

もちろん、「酒場」はメタファー(隠喩)ですので、
あなたの状況に応じて置き換えて欲しいのですが、

新しい出会いには、次の一歩に繋がるヒントがある

ということです。

ただこれに関しては僕がわざわざ言わなくても、あなたも実感あると思います。

友達の紹介で恋人が見つかった、取引先の伝で新しい販路が広がった、
などは実際によく聞く話ですからね。

そんなよく聞く話をもう一歩進め、そして掘り下げた内容を
今日はお伝えしたいと。

それは、

新しい出会いの「質」の大切さです。

言い換えると、

どんな人と出会えば、次の一歩に繋がるのか?

です。

2.出会いの「質」

新しい出会いの「質」とか言っちゃうと、ちょっと嫌な感じを受けるかも
しれませんが、そこらへんは我慢して頂ければと。

だって僕は凡人だから。

「隣人を愛せよ」は頭では理解でき、そうしたいと常に考えてはいるのですが、
どうしても無理なときがある。

どうしてもその人と合わないときがある。

こういったときは、自分のため、そして相手のためにも一緒にいるべきでは
ないと僕は考えているので、出会う人の「質」はあなたにとっても
大切なことだと思うのです。

例えば、新しい出会いから、新しいビジネスが生まれたとしましょう。

そして、その新しいビジネスには1000万円の利益見込みがある。

ただこのビジネスパートナーとどうしても合わない場合、

  1. それでも利益が期待できるのだから、無理して続ける
  2. ビジネス解消

のどちらを選択するか。

僕は迷いなく2を選択します。

もちろんこの選択には価値観や環境が絡んできますので、
1を選択することを否定はしませんが、もしあなたがお金を今すぐに
必要としないのなら、2を選択するのではないでしょうか。

または、会社に苦手な先輩がいる。だけどそんな先輩と毎日昼食を
一緒に取らないといけない状況にあったとして、

  1. 同じ部署だし、先輩だし、気まずくなるのも嫌だからそのまま
  2. 気まずくなろうが関係ない。昼食を別で食べることにする

僕は迷いなく2を選択します。

あなたは先輩との人間関係を気にして今は1を選択しているかも
しれません。ただちょっとずつ意識は2に向いているのでは
ないでしょうか。

なぜそう思えるのか?

それは、あなたが僕のメールをここまで読んでくれているから。

僕のメルマガは登録したところで何の特典もありませんし、僕が
積極的にメルマガ登録を勧めたこともないはずです。

なのにあなたは登録して、今回もここまでメールを読んでくれている。
ということは、どこかしら僕の考えに共感できる部分があったと思うのです。

類は友を呼ぶ

じゃないですけど、あなたは僕と似たような考えを持っているのかなぁ~
と勝手に考えています。

実は、ギィアンティックギャラリーの合同展示会をご紹介した背景がこれです。

僕の手紙を読んでくれた人なら、きっと4人のアーティストとの出会いが
より善い「きっかけ」になる。

会ったその場から実感ベースで変化を感じ取れるかは正直わかりません。
むしろ変化なんて感じられないかもしれません。

でも僕が一つ言えることは、僕らの認識にはびっくりするくらいの
バイアス(偏り)がかかっているということ。

どんなバイアスがかかっているかは、今回の趣旨とはズレますので、
割愛しますが(もし興味があるのでしたら認知科学者ダニエル・カールマン
の著作を数冊読んでみて下さい)、あなたが「変わってない」と
認識したとしても、実際は「変わっている」ことが往々にあるわけです。

認識はできていないのだけど、この変化の積み重ねが僕らには大切で、
その一つが今回の展示会のご紹介だったわけです。

ただこの出会いはあなただけに善い「きっかけ」となるわけではなく、
きっと4人のアーティストにとっても善い「きっかけ」になると思うのです。

それは、今回の展示会の企画を担当している額縁職人が以前、

「この業界を知らない人の意見は凄く参考になる」

と言っていたし、先週末ギャラリーにお伺いした際に、
モード画アーティストの山下純弘さんは、

「その作品を必要としている人に、必要とする形で。
 接点を持つ意識が大切。」

的なことを仰っていましたから。

きっと彼らもあなたと出会うことがひとつの「きっかけ」になると
わかっているのだと思います。

前回もお伝えしたとおり、展示会は23日までです。

折角の機会だと思って行ってみて下さい。

人生はドラクエ?

僕的には作品とアーティストを同時に見れるって凄い貴重な場だと
思ってます。

だって

美術館に行っても、アーティストってその場にいないでしょ?
小説を読んでも、著者ってその場にいないでしょ?
漫画を読んでも、漫画家ってその場にいないでしょ?



さて。

話を進めて、出会いの「質」をどう考えればよいのかを
お伝えしますね。

と言いつつ、これに関してお話ししていくと、あまりにも長いメールに
なってしまいますので、今回は概要だけをお伝えさせていただきます。



僕があなたにお伝えしたい、次の一歩に繋がる出会いの「質」は、
以下の2つを認識できるところからスタートします。

  • 「信頼」と「安心」を区別すること
  • 初めて会った人を信頼できる社会的な知性を身につけること

もし「あーこの人輝いてるな~」とか「この人の人生憧れるなー」
というような人がいる場合、この2つの視点でその人を観察してみて下さい。

観察に答えなんてあるわけではないので、難しく考えずに楽しく
観察してみて下さい。

きっと新しい発見があるかと思いますので。

これに関しては次回詳しくお伝えしますね。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

ご質問などございましたら、このメールまで返信して下さい。

それではまた。



追伸
小学生の頃、母から「ゲームは1時間までって言ったでしょ!」と
怒られながらも、隠れてドラクエを続ける。

母(強敵)に見つからないように、あの手この手を思慮(成長)し、
ゲームをやり続ける(宝物ゲット)わけですから、やっぱり人生は
ドラクエと言えるかもしれませんね。

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