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服装

結局のところ、流行とはいつも半年ごとに変えねばならないくらい、耐えがたくみっともない形式のことだ。

(オスカー・ワイルド)

街には同じような格好の人が溢れている。

昔母が「最近の歌は全部同じに聞こえる」と言っていたが、まさにそれだ。

・○○が流行っているから。
・仕事にはスーツを着てネクタイをしていかないと。
・ファストファッションで十分。

そこには自分というものが見当たらない。

少しだけ考え、少しだけ勉強すれば、それが不思議であることに気がつけるのに。

決して正解なんて無い。

(もっと言えば、正しいって誰が決めるの?)

だけど、

  • なぜこれを着るのか?

にはきちんと答えられるようにすべきである。

自分なりに本質を探す姿勢は必要ではないだろうか?



「安いから」で選んだネクタイは、「安い人がつけるネクタイ」となるのだから。

2012年9月10日
山本 和広

服装

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