そもそも論 ~原点回帰~
こんにちは。
山本です。
最近よくこんな事を言われます。
「山本さんのサイトってシンプルでいいよね」
こんなテキストだらけのサイトでも“シンプルで良い”と言って頂ける事に嬉しさを感じつつ、そもそも論という事に関して幾ばくか考えてみました。
そもそもインターネットの始まりはアメリカ国防省管轄下のとある研究部門にて構築されたARPANET(アーパネット、Advanced Research Projects Agency Network)が起源であると言われていますが、その基本仕様は以下5つと示されています。
- 負荷共有
- メッセージサービス
- 情報の共有
- プログラム共有
- 遠隔ログイン
また、我々が普段当たり前のように目にしアクセスしているHTML(HyperText Markup Language)も、もとは研究者の情報共有が目的で開発された言語です。
つまり、
インターネット(World Wide Webといってもいいですが)は情報共有がそもそもの目的で作られたものなのです。
「何を今更・・・」
とあなたは思われたかもしれませんが、もしあなたがこれからインターネットを使って何かしらを始めようと考えている場合(または既に始めている場合も)、この基本目的を忘れてはいけないと僕は強く思います。
なぜかというと・・・
世の中にあるサイトのほとんどがごちゃごちゃしている
からです。
僕は“酔い”というものに極端に弱く、車や電車の中で本などを読むと直ぐに酔います。最近流行のスマートフォンのスクロール。あのシャーってやつでも酔います。多くの人がご活用の楽天サイトでも酔います。
で何が言いたいのかというと、結局情報共有が目的であるインターネットなのに、情報が盛り込まれすぎたサイトが多すぎるということです。仮に情報てんこ盛りでも構わないのですが、ユーザービリティを無視しすぎている為、僕にとっては酔いの元凶となるわけです。
SEOだのキーワードだの相互リンクだのとテクニック論に終始した結果のサイトでは生気が感じられないというのも酔いの原因かもしれません。
まっ要するに情報共有というそもそも論を忘れたサイトが氾濫しているという事です。
僕のこの読書考察というサイトは吹けば飛ぶような小さなサイトですが、インターネットのそもそも論だけは肝に銘じ作成しています。
正直、万人受けするサイトでないことは重々承知しております。気軽に読むには目が疲れるでしょうし(苦笑)。
ですが、そもそも論を根底に、あなたと共有できるいくつかの情報が何かに繋がればいいな~と勝手に想像しながらこれからも記事をアップし続けていきます。
ただ目を開けているだけで酔ってしまうこんな時代。
そもそも論に目を向ける癖だけは持って生きないと、酔いすぎて生活もままならない山本から、あなたにお伝えしたい原点回帰のお話でした。
山本 和広