2011.05.07
カテゴリ:記事
聖と俗のバランス
こんにちは。
山本です。
聖と俗
普段あまり聞くことのない言葉だと思います。
ルーマニア出身の宗教学者ミルチャ・エリアーデという人の「聖と俗:宗教的なる物の本質について」という本で記述がある宗教用語?なのですが、
簡単に解釈すれば、
- 聖 : 時間を忘れる楽しい時間
- 俗 : 時間が経つのが遅い苦痛の時間
というニュアンスだとお考え下さい。
で、聖と俗のバランスが僕らには大事で、一見「聖なる時間ばっかのほうが良いじゃない」と思いがちですが、聖なる時間100%を生きると、周りからは
ぱっぱらぱー
の人とみられます。逆に俗なる時間ばかりを生きると、
鬱(うつ)
の状態に陥りやすくなるわけです。要するにバランスが大事なのですが、こんな動画を見ると
「いや~この人今まさに“聖”なる時間を楽しんでるな~」
と思わずにいられません。
↓
http://youtu.be/47XQr5ZgUY8
※1:30あたりを要チェックです!
自分が楽しむことは悪
みたいな感じで自分を押し殺しながら生きている人を多くみかけます。あなたも少しは心当たりがあるのではないでしょうか。
でもやっぱり、「いま」を一生懸命生きるということは、自己存在を全うする為に必要なことです。
幸せな人は他と争わない
自分が幸せではないと、他人を助けることはできません。そして、自らが幸せになる為には、聖と俗のバランスを意識しつつ、“楽しい”と思えることに遠慮しないことが必要です。
そんな当たり前のことに改めて気づかせてくれたのが、この動画です。
人間、聖と俗のバランスがいかに大切かを教えてくれた動画の彼に感謝です。
(いや~ほんといい笑顔してますよ、彼)
山本 和広